泣いたり笑ったりしながら娘と作るクッキー

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 ごきげんよう、みーです。

「今日は、小花柄のお揃いエプロンをして、娘とクッキー作り。バレンタインデーも近いし、ハートの飾りを付けちゃおっかな〜。うふふ。」なんて書くと、晴れた午後の木漏れが差し込むキッチンで母と娘で仲良くクッキーを作る姿を、想像させますが、実際は違います。

子供の頃、祖母の台所仕事を手伝うと怒られていました私ですが、同じことを娘にしていることに気付きました。

祖母から教えられたのは、「下ごしらえの大切さ」と「料理は片付けながらすること」です。

教えは、守っているようで守っていません。
祖母は、もやしのひげを取っていましたが、私は取りません。もやしを、軽く洗って、鍋にドーン(入れる)すると、いつも祖母の顔が浮かびます。
テレビを見ながら、もやしのひげを取っていた祖母の姿が浮かびます。

今日の夕飯に作ったもやしのナムル。もやしのひげは、取りませんでした。

祖母は、炊飯器にセットする2時間前に、お米を洗いザルに上げていました。少し置いてから炊飯器にセットしていましたが、私は、しません。
手で研ぐと水が冷たいので、お米を箸でかき混ぜて洗ったりとか、炊飯器の目盛りより多く水を入れてしまっても、気にせず炊飯器にセットします。

祖母の台所仕事を、手伝うとよく言われました。

「料理は、片付けながらするのよ。助手がいないと作れない料理なんてのはダメよ。」

下ごしらえから準備まで、きちんと出来てこそやっと「料理を作った。」と言えるということだと思います。

さて、娘とのクッキー作り。


まず娘は、クッキーの型抜きとデコレーションしかしない。
いや、しないのではなくて、私が下ごしらえとか片付けとか全部してあげちゃうから、しないんだ、と今年気付きました(気付くのおそっ笑)

「よし。今日は、全部、娘にしてもらおう。」と決心。
見守りながら、娘の手際の悪さにイライラしてしまい、あまり楽しくないクッキー作りがスタートしました。

まず、バターを切るところで、バターをひと切れ、流し台に落としてしまった時のこと。

娘が、「まあいいか。」と言いながらバターを捨てようとするので、注意しました。
「今、バター高いんだからね。流し台きれいだし、洗えばそのバター使えるよ。」

「手際悪いなー。気が効かないなー。」

「次に何をするか、レシピを見て確認してから動いて。」

「料理もお菓子作りも仕事も、準備と後片付けと手際が大切なんだからね!」

「お菓子はバターとかクリームを使うからベタベタして、調理器具洗うの大変なんだからね。
適当に洗ったらダメだよ。お湯で洗うんだよ。」

など、グチグチと注意してしまいました(汗)

プロでもない私が偉そうに(汗)

「もうクッキー作らない。」とベソをかきながら、クッキー作りを進める娘。

しかし、娘に注意しながらも、お菓子の下ごしらえを1番面倒くさいと思っているのは、実は私です。

お菓子の下ごしらえ例えば。。。

○薄力粉はふるっておく
薄力粉が、キッチン台や床にこぼれると気になります。お菓子作りどころではありません。中断して掃除を始めてしまいます。

○卵とバターは常温に戻しておく
忘れがち。
バターを常温に戻しても滑らかにならず、結局、湯せんで温めたりしてしまう。
たぶん、常温に戻らないうちに作り始めているんだと思います。

○生地は、ひと晩、冷蔵庫で寝かす
クッキーを、焼くだけなのに、前日から準備しないといけないのが大変。

○クッキーを焼く前にオーブンを余熱する
10分くらい余熱が必要なところを、ずっと5分くらいしかしていなかったです。

○クッキーが焼き終わったら冷めてからデコレーションする
デコレーションに使うチョコペンやらアイシングペンやらを湯せんしたり、アラザンを小皿に出したりと細々とした準備が、大変。
アラザンは転がり、皿の洗い物が増える(笑)

○デコレーションが乾いたらラッピング
友人、知人に配るためにラッピングをします。
デコレーションが、しっかり乾いていないと袋にチョコとかが付き、ガッカリな見た目になります。ラッピング袋にクッキーを入れるバランスも注意してラッピング、かわいくかわいく、羊が一匹、もう眠い。

喧嘩したり仲直りしたりしながら無事に完成したクッキーは、いつも通りで美味しかったです。
作ると楽しくて美味しくて「また作ろうね。」と二人で言い合ってしまうのでした笑

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